私と大学   〜その5〜

2011年7月、単位認定試験で4科目の試験を受けた私ですが、周りを見渡せば、本当にいろいろな方がおいでで、年齢が高い方は科目履修数が少なくて一つ一つを丁寧に勉強されていらっしゃるように感じました。
若い方は効率よく、あるいは、柔らか頭にすんなり入ってくるのか、履修数も多いことを知りました。


そういった様子を肌で感じて触発されたこともあり、編入する前にすでに授業を事前に視聴していた私は2011年度の冬には22科目の履修に挑みました。
後から考えてもちょっと無茶だったように思います。3科目を逃してしまいました。
ただ、放送大学は一度試験に失敗して単位が取れなくても次の学期に限り、再試験を受けることが出来ます。おかげで、2012年度夏の試験には取り戻せました。働きながら勉強する身としては大変ありがたかったですし、その分の費用が余分にかからなかったので助かりました(^_^;)
そして、2012年夏の単位認定試験、前回の3科目に合わせて6科目を履修し、9科目の試験に臨みました。


試験の時にいつも、一番心配なのはお産のことです。
もちろん、私の留守には複数の助産師さんたちに留守をお願いして行くわけですが、それでも気にかかって仕方ありません。
試験は始まって30分過ぎれば会場を出てもいいことになっています。
とにかく、効率よく試験が受けられる工夫をしました。
たとえば、2011年度冬は一日でできるだけ多くの科目数の試験が受けられるようにしましたし、ほかの時にも、この辺りは『お産が来そうだ・・・』と予測した日に試験のある科目は履修しないように考えました。
何よりも妊婦健診の際に毎回、お腹の赤ちゃんに向かって私がいる時に出てきてくださいと念じていました。
赤ちゃんは本当にかしこいですから、過去3回の試験の日程で2回は前日にお産になり、残り1回の今年の夏の試験では陣痛が来ているものの私が外出中に赤ちゃんが登場することはありませんでした。
サポート名人のH助産師さん曰く、『やっぱり、中井さんがいない時って出て来ないね!』だと。
この助産師さん、何しろ、ほのほのお産とはもう5年以上の付き合いですから、過去にも私の都合の悪い日には出て来ないことをよくご存知です。

赤ちゃん、どうもありがとうございました。


こうして、一年と半年で大学卒業に必要な単位を取得できました。
途中、きついこともありましたが、当初の予定をはるかに超えて目標を達成できました。
感謝の気持ちでいます。