啓蟄の日

啓蟄の日とは、大地が暖まり冬眠していた虫たちが穴から出てくるころを言います。
恥ずかしい事に私は口語でこの言葉を耳にした時『けいちつ・・・経膣の日? そんなお産関連の日があるの?』などと、馬鹿なことを考えた事があります。
いかに、頭の中がお産で一杯であるかが、ばれてしまいますが。

そんな春の兆しを感じる日に生まれてきてくださった赤ちゃんを思い出しました。
お産は簡単にはいきませんでした。
途中で『病院に行く?』と、声を掛けたことも2度、3度 あります。
が、お母さんは『赤ちゃんが元気なんだったら もう少し、頑張る!』とおっしゃり、本当に良く頑張ってくださいました。
その頑張りに中井は感嘆するしかないといったお産でしたが、お産に、お母さんにいかに、お付き合いさせていただくか?と、考えさせていただく良い思い出の日でもあります。

その時に生まれてくれた彼は、お兄ちゃんになりお母さんを助けてくれている事だと思います。きっと、粘り強い子になっているんだろうなぁ〜。